@misc{oai:kokushikan.repo.nii.ac.jp:00012584, month = {Mar}, note = {インドネシアは、多様な民族・社会・文化・言語を抱える国である。インドネシア初代大統領であるスカルノは第二次大戦の混乱期にこの多様な地域をまとめあげ、「多様性のなかの統一」を国是とした国民国家を誕生させた。彼のナショナリズム政策は「パンチャシラ」という建国五原則に表わされた、極めて柔軟で、他国民のナショナリズムとの協調をも目指した。  当シンポジウムは、スカルノという史上稀有な人物の思想を再検討することにより、国際的な接触と相互存在が深化した現代において、今一度、国民国家のあり方を問い直すことを目的としている。  当日のシンポジウムにおいては、現代の国際的・国内的な諸要求に応えうるナショナリズムのあり方の探求と、インドネシア・日本間の相互理解を深化させるべく、次に掲げる要旨のとおり、基調講演と研究報告が行われた。, シンポジウム基調講演: 「世界秩序とパンチャシラ」 プティ・グントール・スカルノ (インドネシア共和国国会議員、国士舘大学大学院政治学研究科客員教授、スカルノ初代大統領 御令孫) 研究報告: 1.「真のスカルノ像を求めて」   ボニー・トゥリヤナ (歴史ジャーナリスト) 2.「ブン・カルノと国民の文化・教育」   ダダン・ウマル・ダイハニ (トリサクティ大学 産業工学部 教授) 3.「スカルノのナショナリズム政策とバティック―― インドネシアにおける国民文化の創造 ――」   戸津正勝 (国士舘大学 名誉教授、ハリウッド大学院大学 客員教授) 4.「日本-インドネシア関係と日本におけるスカルノ研究」   高地薫 (東京大学 非常勤講師), 日時 : 11月3日 (木・祝) 9:30~13:30 場所 : 世田谷キャンパス34号館B303教室, application/pdf}, title = {スカルノ国際共同研究シンポジウム : 21世紀の現代からスカルノ思想を考える}, year = {2017} }