@article{oai:kokushikan.repo.nii.ac.jp:00012536, author = {久枝, 嵩 and Hisaeda, Takashi and 中村, 嘉志 and Nakamura, Yoshiyuki}, journal = {国士舘大学理工学部紀要, Transactions of the Kokushikan University School of Science and Engineering, Tokyo, Japan}, month = {Mar}, note = {CiNii ID : 9000360554858, J-GLOBAL ID : 201101066354231210, 近年では,写真撮影機能を持った携帯機器の普及により様々な状況で数多くの写真が撮られるようになった。このとき,撮影された画像に偶然映り込んだ幾何模様を人間はまるで人の顔のように認識してしまうことがある。この錯覚認識はシミュラクラ現象と呼ばれている。人に錯覚が起こるのであれば,計算機にも同様にその幾何模様を人の顔として認識させることができるのではないかと考え,一般的な顔認識手法を用いてこれを試みた。しかし,顔として正しく認識させることは従来手法では困難であることが分かった。そこで本論文では,人の顔認識能力に注目した,人の顔に見える幾何模様を顔と認識するための新たな顔画像検出手法を提案する。具体的には,顔の部位の特徴点抽出を画像中で行うために,鼻,両目,口の各部位をk-means法と幾何位置関係,人の顔からの最尤推定により決定する。その上で,本手法が有効であるかどうかを評価実験により検証する。1つは,顔認識の従来手法であるViola-Jones法との比較により,本提案手法の特徴点抽出の有効性を示す。もう1つは,顔に書かれた模様やアクセサリーの有無を考慮に入れず単純に幾何模様として決定した特徴点同士の距離の短さが,人が判断する顔の類似性にどのように影響するかを検証することによって,幾何模様の中から顔画像を検出することの有効性を議論する。, application/pdf}, pages = {1--7}, title = {人の顔認識能力に基づいた幾何模様からの顔画像検出手法の提案}, volume = {10}, year = {2017}, yomi = {ヒサエダ, タカシ and ナカムラ, ヨシユキ} }